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iPad発売 ビジネスマンも購入…日本の新聞も読める(産経新聞)

 米アップルは28日午前、新型多機能端末「iPad(アイパッド)」の日本での発売を開始した。いち早く手に入れたいファンが、直営店などで早朝から行列を作った。米国では4月3日の発売から4週間で100万台を販売した話題商品。新型端末の発売は、関連業界へどのような影響を与えるのか、注目される。

■片手、寝ながらネット

 アップルストア心斎橋店(大阪市中央区)では、通常より2時間早い午前8時に開店。店舗ごとで入荷数に限りがあるため、確実に手に入れたいファンらが、開店前から列を作った。

 両親にも贈りたいと夫婦で4台購入した姫路市の自営業、水瀬洋一さん(36)は「昨日の夕方5時から毛布などを持って並んだ。パソコンが使いこなせない両親にも、子供の写真を送りたい」と話した。予約なしで購入した大阪市の学生、大沢健人さん(20)は「行列がすごくて買えないかと心配したのでよかった。思っていたより軽く、片手で操作できる。(家などで)ごろごろしながらインターネットをしたい」と笑顔を見せていた。

■パソコン?電子書籍?

 アイパッドはパソコンのようにインターネットが楽しめるほか、動画や音楽の視聴、電子書籍など幅広い使い方ができるので、さまざまな業界に影響を与えるとみられている。

 アップルの多機能携帯電話、iPhone(アイフォーン)を使う大阪市の男性会社員(36)は「仕事の資料を確認するにはアイフォーンでは少し小さい」と話すように、購入者にはビジネスマンの姿も多く見られた。

 アイパッド向けにコミック配信を始めたNTTソルマーレ(大阪市北区)は、「携帯電話より大きな画面は、電子コミックにとっては魅力的」と期待。日本ではこれまで普及が進まなかった電子書籍用途としても、注目が集まる。

■普及はコンテンツ次第

 MM総研の中村成希アナリストは「まずは、モバイルパソコンからの買い替え需要が中心になるが、今後、書籍やゲームなど魅力的なコンテンツが充実してくれば、紙媒体やゲーム関連などの市場にも食い込んでくる」と話している。

 産経新聞社も、産経新聞朝刊最終版(東京版)のフルカラーの紙面データを、ほぼそのまま読めるサービスを28日に開始した。

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